公益社団法人 福岡県国際交流センター

特別支援学校・高等学校

授業の様子
特別支援学校・高等学校

過去(かこ)に実施(じっし)した授業(じゅぎょう)の様子(ようす)を紹介(しょうかい)します

福岡県立北九州視覚特別支援学校(ふくおかけんりつきたきゅうしゅうしかくとくべつしえんがっこう)

(1)内容(ないよう)
科目(かもく)
総合的(そうごうてき)な学習(がくしゅう)の時間(じかん)
対象(たいしょう)
小学(しょうがく)4~6年生(ねんせい)
講師(こうし)
ガーナ(日本人講師(にほんじんこうし)
テーマ
外国(がいこく)の文化(ぶんか)を知(し)ろう
授業(じゅぎょう)のねらい

外国(がいこく)の文化(ぶんか)を知(し)り、交流(こうりゅう)することで、自国(じこく)と共(とも)に他国(たこく)の文化(ぶんか)を尊重(そんちょう)する態度(たいど)を養(やしな)う。

(2)授業(じゅぎょう)
10分(ぷん)
講師(こうし)と生徒(せいと)が互(たが)いに自己紹介(じこしょうかい)
40分(ぷん)
ガーナの紹介(しょうかい)
(現地語(げんちご)での挨拶(あいさつ)、ガーナの位置(いち)、食文化(しょくぶんか)、住居(じゅうきょ)などの話(はなし)
青年海外協力隊(せいねんかいがいきょうりょくたい)の活動(かつどう)について
・コミュニティー開発(かいはつ)の一環(いっかん)として作成(さくせい)した、かごバスケットの紹介(しょうかい) ・日本(にほん)とアフリカの繋(つな)がり
5分(ふん)
質疑応答(しつぎおうとう)
5分(ふん)
授業(じゅぎょう)のまとめ・感想(かんそう)
(3)先生(せんせい)の声(こえ)

視覚障害(しかくしょうがい)がある中(なか)で、民族衣装(みんぞくいしょう)を着(き)たり、ガーナで作(つく)られたかごバックを触(さわ)ったりする経験(けいけん)は、外国(がいこく)の文化(ぶんか)に触(ふ)れる良(よ)い機会(きかい)となった。その後(ご)の生徒(せいと)の感想(かんそう)では、日本(にほん)の良(よ)さや青年海外協力隊(せいねんかいがいきょうりょくたい)の重要(じゅうよう)な役割(やくわり)について学(まな)んだ児童(じどう)もいた。

(4)児童(じどう)の感想(かんそう)

フラフラ語(ご)を聞(き)いたり、挨拶(あいさつ)を習(なら)ったりして、どんな言葉(ことば)で生活(せいかつ)していたかがよく分(わ)かりました。

日本(にほん)とアフリカの繋(つな)がりクイズでは、知(し)らなかったことが沢山(たくさん)あり、アフリカを身近(みじか)に感(かん)じられました。

外国の文化を学ぶ小学生

県立福岡魁誠高等学校(けんりつふくおかかいせいこうとうがっこう)

(1)内容(ないよう)
科目(かもく)
産業社会(さんぎょうしゃかい)と人間(にんげん)
対象(たいしょう)
高校(こうこう)1年生(ねんせい)
講師(こうし)
セルビア、チェコ、ブラジル、イタリア、エジプト、インド、カザフスタン
テーマ
異文化交流(いぶんかこうりゅう)
授業(じゅぎょう)のねらい

世界(せかい)に目(め)を向(む)け、日本(にほん)・自己(じこ)のあり方(かた)を考(かんが)える。

(2)授業(じゅぎょう)
50分(ぷん)
講師(こうし)による自国(じこく)の紹介(しょうかい)(衣(い)・食(しょく)・住(じゅう)について)
体験活動(たいけんかつどう)
・サンバ(ブラジル)
・パスタを使(つか)ったクラフト作(づくり)り(イタリア)
など
生徒(せいと)による日本文化(にほんぶんか)の紹介(しょうかい)
・相撲(すもう)、剣道(けんどう)、太鼓(たいこ)の実演(じつえん) など
(3)先生(せんせい)の声(こえ)

ねらいとしていた国際社会(こくさいしゃかい)の一員(いちいん)であるという自覚(じかく)までは到 達(とうたつ)できなかったが、意欲(いよく)・興味(きょうみ)を持(も)つ生徒(せいと)が出(で)てきた。また、事前(じぜん)・事後指導(じごしどう)を工夫(くふう)することで、生徒(せいと)の意識(いしき)をもっと高(たか)めること ができたのではないかと感(かん)じた。

(4)児童(じどう)の感想(かんそう)

外国(がいこく)の文化(ぶんか)やその良(よ)さがよく分(わ)かりました。また、日本(にほん)と外国(がいこく)の“当(あ)たり前(まえ)”が違(ちが)うことが分(わ)かりました。あと、自分達(じぶんたち)の日本文化(にほんぶんか)の発表(はっぴょう)も喜(よろこ)んでもらえてうれしかったです。

異文化交流と生徒による日本文化の紹介