こくさいひろばカフェで世界一周Vol.71『中国(チベット自治区)&インド』
当財団では県内の学校や公民館等に、外国人講師や、外国での生活や活動経験のある日本人講師を派遣・紹介する国際理解教育推進事業を行っています。こくさいひろばカフェでは、その国際理解教育の講師として活躍する方々が登場し、世界の文化を紹介します。
こくさいひろばカフェで世界一周Vol.71『中国(チベット自治区)&インド』
日時 |
2022年9月11日(日)14:00-15:30 |
会場 | Zoomでのオンライン開催 |
主催 |
(公財)福岡県国際交流センター |
参加料 | 無料 |
対象 |
国際交流に興味がある方 |
講師 | ゲレック 様(中国(チベット自治区)) クマル 様(インド) |
◇内容
開会及びひろばカフェの紹介
各国の講師が中国(チベット自治区)&インドを紹介
質問タイム及び閉会
(各国の紹介)
中国(チベット自治区):
ゲレック先生はチベットの自然と遊牧民の生活そして教育について紹介した。
チベットには5000メートルくらいの高原が多く、冬になると雪も沢山降ると写真を見せながら説明した。また、「チベットの夏は自然がとても綺麗なのでぜひ行ってみてください」とおすすめした。
遊牧民はヤクや羊を育だてながら、ヤクの毛から作った糸で家(テント)を作ったり、ヤクの牛乳からバターやチーズを作って食べると説明した。
チベットの村ができる過程としては、まずお寺ができてそのあと村ができると出身地の村の写真を見せながら説明した。そして、昔学校がない時は、お寺が学校でもあり、そこで学生たちが勉強をしたと説明した。
チベットでは幼稚園や学校が山の上や寒いところにあり、先生を呼ぶことも難しく、また、冬には暖房もないので自ら暖かくして学校へ行かないといけないと説明した。「その中でも子供たちは笑顔で生き生きとしています」と学生たちの笑顔の写真を見せてくれた。
インド:
クマル先生は現在のインドのイメージ(IT、人口)についてやインドの文化、料理などについて紹介した。
現在世界有名企業であるGoogleやMicrosoftそしてTwitterの社長がインド人であり、世界の色んなところでインド人が活躍していると説明した。インドがITに強いのは数学とパソコンそして英語の教育を早期から受け、理系へ進学する人が多いからだと説明した。
インドでは手でご飯を食べる習慣があるが、ご飯を手で食べると手についたスパイスが肌に入りそのスパイスの力が体や精神を綺麗に、健康にするという哲学的な理由もあると説明した。
インドは暑い国というイメージがあるが、実は地域によって気候が違い、デリーも暑い時は気温が45度まで上がり、寒い時は5度まで気温が下がると説明した。