公益社団法人 福岡県国際交流センター

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こくさいひろばカフェで世界一周Vol.64『フランス&中国』

活動報告

当財団では県内の学校や公民館等に、外国人講師や、外国での生活や活動経験のある日本人講師を派遣・紹介する国際理解教育推進事業を行っています。こくさいひろばカフェでは、その国際理解教育の講師として活躍する方々が登場し、世界の文化を紹介します。

 

こくさいひろばカフェで世界一周Vol. 64『フランス&中国』

日時

2021年7月18日(日)14:00-15:30

会場

Zoomでのオンライン開催

主催

(公財)福岡県国際交流センター

参加料

無料

対象

国際交流に興味がある方

講師

アドレア グレゴリー 様(フランス)
中川 グリシェン裕美 様(中国:ウイグル)

◇内容
 開会及びひろばカフェの紹介
 各国の講師がフランスと中国を紹介
    質問タイム及び閉会

(各国の紹介)

フランス:
 アドレア先生はフランスの言葉・人物のクイズや先生のご両親の出身地であるマルチニク島、パリの観光地、交通手段食べ物、建国記念日等について紹介した。

マルチニク島はフランスでありながら首都パリから約7000㎞も離れた中南米に位置している。気候は沖縄に似ており、穏やかな島であることを風景や食べ物の写真を提示しながら説明した。

先生はパリ出身であり、そのパリの交通について説明した。チケットの写真を見せながら、この約200円のチケット一枚でバスも地下鉄も電車も全部乗れるとのことであった。また、全ての交通手段が利用でき、パリのどこでも行ける1年間の定期券の値段がおよそ8万円くらいで、日本と比べたら、便利で安いと説明した。

また、日本ではクリスマスは恋人や友人と、年末年始は家族と過ごすが、フランスは反対であることを説明した。

参加者は、フランスや首都パリについては、芸術や食など、よく知っているつもりだったが、パリ市民の視点からみた日常生活のことを聞いて大変勉強になったと口をそろえた。

中国(ウイグル):
 中川先生はウイグルの民族衣装や町、住居、お茶文化、食べ物等について紹介した。

民族衣装の中でも特に帽子について、一つ一つ柄を見せながら各々の柄の意味を詳しく説明した。砂漠が多いウイグルでは鮮やかな色の布が人気で、特に女性は育ちにくい草花の柄の帽子をかぶることが多いと説明した。

住居は伝統的な家と都心のマンションを比較しながら説明した。「どちらも壁や床等インテリアがとても派手です!」と色とりどりに装飾された部屋の写真を見せながら紹介した。これについても、砂漠が多いため、色を好む傾向が表れているのではないかということだった。

ウイグルのおもてなし文化についての説明があった。お茶が大好きで、応接間のテーブルの上にはいつも果物とナンとクッキーなどをおいてあるとのことだった。ウイグルは乾燥していて、腐りにくいため、置きっぱなしでも大丈夫とのことだった。

ウイグルの家に訪れた際に絶対にしてはいけない行動も教えてくれた。「家を訪れて手を洗った後、タオルなどがない場合皆さんはどうしますか?」という問いに対し。皆手を振りながら水を落とす行動を見せた。実はこれがしてはいけない行動とのことであった。なぜなら、ウイグルは砂漠で水がとても大事であり、手をすり合わせながら水を手に吸収させるようにするのが正しいと説明された。

ウイグル地方は、砂漠地帯が多いため、住居、衣、生活において、水に恵まれた日本とは相違していることを身近な事例を通して教えてくださった。

■次回のイベント予定

Vol.65「ブラジル&イタリア」                   
 2021年9月19日(日)14:00~15:30

—————イベント終了——————

■応募方法 こちらのURLからお申込みください。

  https://forms.gle/KmcrMabJG2Vs9FSG8

 (注)Facebookからのお申し込みは対応しておりません。

 

■お問い合わせ

(公財)福岡県国際交流センター こくさいひろば

 TEL 092-725-9200  FAX 092-725-9206

 URL fief.or.jp/

さらなる詳細はチラシでご確認ください→hirobacafe_vol.63-65

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