公益社団法人 福岡県国際交流センター

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こくさいひろばカフェで世界一周Vol.75「イギリス& ウクライナ」

活動報告

当財団では県内の学校や公民館等に、外国人講師や、外国での生活や活動経験のある日本人講師を派遣・紹介する国際理解教育推進事業を行っています。こくさいひろばカフェでは、その国際理解教育の講師として活躍する方々が登場し、世界の文化を紹介します。

こくさいひろばカフェで世界一周Vol.75「イギリス& ウクライナ

 日時

2023年5月14日(日)14001530

 会場 Zoomでのオンライン開催
 主催

(公財)福岡県国際交流センター

 参加料 無料
 参加者

70名(賛助会員7名を含む)

 講師 イリナ・パヴレンコ 氏(ウクライナ)      ソフィア・グイルト 氏(イギリス)

内容

14:00 ~14:03 開会

14:03 ~15:03 講師によるウクライナ、イギリスの紹介

15:03 ~15:30  質問タイム、閉会

 

(各の紹介

 

イリナ・パヴレンコ 氏によるウクライナの紹介 

ウクライナはヨーロッパの北東部に位置し、 北はベラルーシ、東はロシア、 西はポーランド、ハンガリー、スロバキア、 南西はモルドバ、ルーマニアの 7 つの国と国境を接している。ウクライナにある2つの海、黒海とアゾフ海の うち、アゾフ海は世界の海の中で最も浅い海で平均14メートル。ウクライナの国旗の青色は、 穏やかな雲ひとつない空を 黄色は国土に広がる麦畑の色を表し、ウクライナはよい土壌に恵まれた農業国である。講師の出身地であるジトーミル州では酪農が盛んで、乳製品がたくさん生産されており、また、マリンという街には 紙幣用の製紙工場があり、 ヨーロッパ各国の紙幣用の紙が生産されている。さらに、カームヤネツィ・ポジーリスキー 地質保護区には、数十メートルもの巨大な岩が 15 ヘクタールもの森の中に多数点在し、 美しい景色を作っている。北西部のリヴネ州には、愛のトンネルと言われる絶景があり、これは、森の中を列車が一日に数回しか通過しないことによって生まれた。伝統料理ボルシチが約70種類あることや、伝統的な陶器、衣装、クリスマスソングを動画で紹介。

 

ソフィア・グイルト 氏によるイギリスの紹介

 イギリスいう名前は、ポルトガル語のinglêsから日本語に入ってきた言葉で、ポルトガル語で「英国の人」という意味を持っていたが、のちにイギリス全体を指すようになった。イギリスは、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドからなり、ユナイテッドキングダム、正式名称はグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国である。国旗ができたとき、イングランドとウェールズはまだ1つの国だったので、ウェールズのドラゴンは、ユニオンジャックに入っていない。講師の出身地バースは、人口9万人弱の都市で、ローマ時代から残っている温泉が有名であり、バースは、お風呂と言う意味のBathそのままである。現在、観光目的のため入浴は禁止である。バース市街にある三日月形の曲線が美しい集合住宅「ロイヤルクレセント」を紹介。北アイルランドは、約100年前に存在し始め、シャムロックという三つ葉のクローバが代表的である。素敵な自然と古いお城がたくさんある。イギリス本島の北に位置するスコットランドには、イギリスで一番高い山、ベン・ネビス(Ben Nevis)があり、国獣は、ケルト神話のユニコーンであるため、像や国章には、ユニコーンが描かれている。また、ネス湖(Loch Ness)という有名な湖があり、ネッシーという未確認動物がいるという都市伝説がある。電話の発明家アレクサンダー・グラハム・ベルは、スコットランドで生まれ育った。イギリスの半分以上を占めるイングランドは各地域で文化が違い、有名な所もたくさんあり、国花が赤いバラである。北にあるハドリアヌスの長城(Hadrians Wall)は古代ローマ帝国の時代から残っている城壁であり、当時、英国をケルト族から守るために作られた。南側にストーンヘンジという古代の有名なストーンサークルがある。ウェールズは豊かな自然が魅力的で有名で、スノードニア国立公園にはスノードンという、ウェールズ一の高い山があり、また、世界で2番目に長い地名「ランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブール・ランティシリオゴゴゴッホ」(Lan-fire, pull-gwin-gill, go-ger-uch-win-drawb-wull, lan-tt-silio-go-go-goch)がある。(意味は「赤い洞窟の聖ティシリオ教会のそばの激しい渦巻きの近くの白いハシバミの森の泉のほとりにある聖マリア教会」。)ウェールズではウェールズ語と英語、どちらも公用語である。


 

 

 

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